リンガル矯正
歯の裏側に装着する
全く見えない矯正治療。
通常の矯正では、歯の表面に矯正装置(ブラケット)を装着する方法が一般的ですが、歯の裏側に装置を付け、目立つことなく治療期間も短縮できるのがリンガルからの矯正(舌側矯正 ぜっそくきょうせいとも言う)です。
リンガルからの矯正は、特に学校やお仕事などで人と接する機会の多い女性に人気があります。
正面からは矯正装置が全く見えません
リンガル矯正のメリット
01.人の視線を気にしなくてもよい
人前で話す機会の多い職業の方や、容姿が気になるお年頃の方にとっては一番のメリットです。
02.ストレスが軽減できる
見た目を気にして大きな口で笑えない…といった治療中のストレスがほとんどありません。矯正治療中も治療後も、素敵な笑顔でいられます。
03.歯が後ろに下がりやすい
リンガルからの矯正は、動きにくい奥歯を固定源とすることで、前歯をたくさん下げることが出来ます。また、舌を突き出す癖のある人は前歯が下がりにくいことがあったのですが、リンガルからの矯正装置がその癖も直してくれるので、一石二鳥の効果があります。
リンガル矯正の治療例
- 主訴出っ歯(上顎前突)
- 装置リンガルブラケット、アンカースクリュー 2 本
- 年齢(性別)36才(女性)
- 治療費140万円(税抜き)
- 治療期間30ヶ月
治療前の歯並び
上下の前歯が出ていることにより口元が閉じにくい状態を改善したいとの希望がありました。
治療中の歯並び
ガタガタはさほどひどくないのですが、口元のバランス改善のために、抜歯して矯正治療することになりました。
抜いた隙間がわからなくなるように、上顎については仮歯を入れての治療を行っております。
下顎については見えにくいところであり、審美的には問題なかったので仮歯はつけておりません。
治療後の歯並び
抜いた隙間もなくなり、バランスのとれた綺麗な歯並びになりました。
上下の前歯が後退させたことにより、口元のバランスも整い、すっきりしたお顔立ちになりました。
結果的に鼻が高く見えるように改善しました。
治療例はあくまでこの症例に対するものであり、症状により治療に適した装置・治療期間・治療経過は異なります。
詳しくはカウンセリングにてご相談下さい。
アンカースクリューを用いたリンガル矯正治療による、リスク、副作用としては下記の点があります。
・装置交換当日から2-3日、噛み合わせると違和感(歯が浮いたような感じ、噛むと痛い)がある。
・数日、歯がしみることがある。
・歯根吸収の可能性、骨レベル低下の可能性、虫歯の可能性がある。
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